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ガン(癌)(悪性腫瘍)と栄養

 最近の研究では、ガン(癌)は絶えず体の中で発生しており免疫システムがそれを発見(免疫監視機構)し絶えず消しているという風に考えられるようになっています。(ノーベル賞を受けたバーネットなどの説)。
 もうひとつ重要なのは、ガンの始まりは活性酸素のDNAへの攻撃であるというものです。
 この2点から免疫の活性化と抗酸化の2つがガンを抑制する上で重要だとわかります。
 ガンでもっとも重要なのは予防で70%は喫煙、食事、飲酒、運動不足が原因で遺伝的な要因は10%程度であるとする米国ハーバードスクールの研究があります。米国ではこれらの研究を基に毎日野菜を5皿以上食べ、禁煙をして、サプリメントで体のケアをすることでガンの発症率がマイナスに転じたのです。
 また米国でもビタミンEやC、セレンなどがガンを抑えるために効果があるかどうかを調べるための大規模な疫学調査が始まるといいます。これは米国で栄養療法医たちが地道に努力しサプリメントがガンに効果があるという評価が高まっているためでしょう。よいと認識されたものを直ぐに調べて取り入れようとするところは、米国人の優れたところです。
 これまで多くのがん治療がうなくいかなかったのは、ガンを殺すための抗がん剤や放射腺が免疫まで弱くしてしまうためかえってガンが増殖したり、体が弱って死亡したりという例があまりに多かったようです。体の免疫を保護・強化することを前提に治療がなされてこなかったためでしょう。先端的ながん治療では、抗がん剤を患部だけに当てる技術や分子標的薬といった薬が作られるようになってきていますが、完全にコントロールできると言うところまでは、まだ至っていないようです。
 感染症でも説明している下記の人体の免疫システムが強力に働き出し、抗酸化物で活性酸素が除かれれば、ガンが縮小したり完治したりすることは可能だといえます。
 免疫を活性化する療法には、生物修飾物質(BRM)を使う方法{植物多糖体をしいたけなどから抽出した医薬品のレンチナンやクレスチンを使って活性化する方法、結核菌を使って免疫を活性化しようとする丸山ワクチン、インターフェロンやインターロイキンなどのサイトカイン(免疫の調整物質)を使うもの等々}やイメージ療法やストレスの除去、前向きな考えなど精神的なアプローチ(免疫には神経やホルモンが大きく関係しています)や中国の刺鍼術を活用するものなどがありますが、より基本的・低コストで確実な補助療法として栄養療法があります。ゲルソン療法など栄養のある食物だけを使ってがん治療を行い半数近くの患者を完治させた医師もいたくらいです。栄養療法なしに免疫を活性化しようとするのは、効果を上げにくいでしょう。
 これら以外にもガンを抑制する食品は多く出されていますが、金額の高い安いが効果を表すわけではありません。いろいろなものを試してみることは重要ですが、サプリメント大国であり、ガンの発症率がマイナスに転じている米国では最も高額なアラビノキシランDフラクションのマイタケエキスでも月に1万円もしません。日本では、様々なきのこが高額で販売されて大きな産業になって来ていますが、ガンの発症率、死亡率は増え続けています。これは高齢化が進んでいるという理由では説明がつかないものです。
 ガン抑制の先進国である米国を見習うと、野菜をもっと食べ、禁煙をして、更にサプリメントで体のケアをすれば十分ガン抑制の効果が得られることがわかるのではないでしょうか?参考までに米国国立ガンセンターの「デザイナーズフーズプログラム」に掲げられているがん予防に貢献すると考えられている食品で手に入りやすいものを記します。ニンニク、キャベツ、カンゾウ(ハーブ)、大豆しょうがセロリたまねぎ、ターメリック(ウコン)、ごま、玄米、かんきつ類、トマト、ナス、ピーマン、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ等…ニンニクとキャベツが最上位なのはうれしいですね。

免疫と栄養
 免疫をつかさどるのは、血液の中の白血球です。白血球には、リンパ球(T細胞、B細胞)、マクロファージ(大食細胞)、顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)があります。リンパ球のT細胞は、胸腺(リンパ腺のひとつ)でヘルパーT細胞(分化を助ける)、サプレッサーT細胞(免疫を抑制する)、キラーT細胞(異物を殺す)に分化します。B細胞は抗体産出細胞になり抗体を生産します。
 この免疫力は、栄養状態や精神状態で大きく変化します。特にビタミンCは、重要で栄養療法医のジョナサンライト博士などは、感染症の場合200,000mgもの多量のビタミンCを必要とすることがあると言っています。ビタミンCは、T細胞、B細胞、マクロファージやNK細胞(ナチュラルキラー細胞)などの白血球が働く歳に必須であるなど免疫の活性化にもっとも関係している栄養素のひとつと考えられています。
 ビタミンEは、病原体を殺すインターフェロンやインターロイキンを増やし免疫を活性化させます。
 ビタミンAは細菌やウィルスの浸入を防ぐ粘膜を保つのに重要な働きがあります。ベータカロチンは、異物を破壊するNK細胞(ナチュラルキラー細胞)などを増加させると考えられています。但し、近年の研究でベータカロチンは他のカロチノイドと複合して摂らないと大きな効果がないと考えれつつあります。例えばマルチカロチンやリコピンなどと一緒に摂る等です。
 亜鉛は300.以上もの生体反応に関係し鉄とともにリンパ球の働きを維持するのに必要です。尚、過剰な鉄はガンを悪化させるといいます。
 アミノ酸は体を構成する最も重要な材料です。EPA/DHAなどの不飽和脂肪酸も不足すると免疫を下げてしまいます。アシドフィルス菌などの腸内細菌による腸管免疫は免疫全体のかなめでガンの免疫にも貢献すると考えられています。
 これらのベースを整えた上で、きのこから取れる多糖体β1,3グルカン、しいたけと米ぬかから取れる多糖体アラビノキシランや様々なハーブを活用すると高い効果が得られる確率は高まります。

ガンに対する主な免疫力
(免疫力とはマクロファージ、ナチュラルキラー細胞、キラーT細胞などの白血球が体内の異物を排除する力です)
マクロファージ(大食細胞)は腫瘍壊死因子を放出してがん細胞を破壊する
NK細胞(ナチュラルキラー細胞)は、広範囲のがん細胞を破壊する
リンパ球の-キラーT細胞 悪性黒色腫、大腸がん、肝臓ガンなどのがん細胞を破壊する
・マルチビタミン(タイムリリース錠)とキレートされたマルチミネラル 体に必要な栄養のベース
・総合アミノ酸   体に必要な栄養のベース
・ビタミンA   ベータカロチンから体内で変換されるが直接取ったほうがよい結果をもたらすことがある
・ベータカロチン NK細胞の活性化、単純なベータカロチンよりもより自然に近いマルチカロチンとして摂ることが重要であると考え られるようになっている。
・リコピン  抗酸化作用はベータカロチンの10倍以上、前立腺がんなどの予防に効果的だといわれている
・ルテイン 大腸ガンに予防効果があるとされる。
・ビタミンB17(レートリル)(アミグダリン) 体内で代謝されがん細胞に対してのみ青酸の毒性を持つ、杏の種に多く含まれる
・葉酸  予防としても通常よりも多くの量が必要になる。 
・ビタミンC(タイムリリース錠) おそらくがん患者になると1日10から100g単位で必要となる。
・ビタミンB群(タイムリリース錠)  ガンに必須の栄養
・ビタミンE(ドライ) ガンに必須の栄養
・セレン(セレノメチオニン) ガンに最重要のミネラル
・亜鉛(キレート済み) ガンに必須の栄養、30mg以上摂るときは銅もとるほうがよい
・カルシウム
・マグネシウム
・ビタミンD  発ガンを防ぐ遺伝子を保護するといわれます。日に当たらない生活をしていると不足することがあります。
・DHA/EPA 免疫を抑制するサプレッサーT細胞を抑制して免疫力を高める
・CoQ10  がん患者にはCoQ10が低く体内で多く消費されます。抗がん剤でも消費されます。
・アシドフィルス菌
・ニンニク  米国国立ガンセンターがガン予防に最も効果的と公表している食品




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